宝塚歌劇団の男役スターとして、その歌声、ダンス、そして華やかな存在感で多くのファンを魅了した和希そらさん。2024年2月に惜しまれつつ宝塚を退団されましたが、その後も舞台女優として新たな輝きを放っています。
そこで今回は、和希そらさんの宝塚時代から現在までの活躍を辿り、その魅力に迫り紹介していきたいと思います。
和希そらプロフィール

- 名前: 和希 そら(かずき そら)
- 愛称: そら、そーちゃん
- 誕生日: 10月5日
- 出身地: 岡山県岡山市
- 身長: 167cm
- 血液型: B型
- 宝塚歌劇団: 元宙組、元雪組
- 期: 96期生
- 初舞台: 2010年『THE SCARLET PIMPERNEL』
- 主な配役:
- 宙組『ベルサイユのばら-オスカル編-』 – 新人公演:オスカル
- 宙組『エリザベート-愛と死のロンド-』 – 新人公演:ルキーニ
- 宙組『ハッスル メイツ!』 – バウホール公演主演
- 雪組『心中・恋の大和路』 – 東上公演初主演:忠兵衛
- 雪組『双曲線上のカルテ』 – 東上公演主演:フェルナンド
- 雪組『蒼穹の昴』 – 順桂
- 退団公演: 雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』
- 退団日: 2024年2月11日
ちなみに、2024年2月に宝塚歌劇団を退団された後は、舞台を中心にご活躍されています。
1992年、岡山県に生まれた和希そらさんは、2010年に宝塚音楽学校を卒業し、96期生として宝塚歌劇団に入団。宙組に配属されました。早くからその才能を発揮し、新人公演などで主要な役を演じ、着実にスターへの階段を駆け上がります。
宝塚の輝き- 男役スター「和希そら」

和希そらさんの魅力は、何と言ってもその卓越した歌唱力でしょう。伸びやかで力強く、そして繊細な表現力を持つ歌声は、聴く者の心を惹きつけています。
また、ダイナミックでありながらも洗練されたダンス、そして舞台上での圧倒的な存在感は、多くの観客を魅了しました。
宙組時代には、『エリザベート』のルドルフ役や、『神々の土地』のフェリックス・ユスポフ公爵役など、数々の印象的な役を演じました。
どの役も、和希そらさんならではの解釈と表現で、キャラクターに新たな息吹を与えていました。
2021年には雪組へと組替え。雪組でもその実力は遺憾なく発揮され、確固たる男役スターとしての地位を確立しました。雪組での活躍も目覚ましく、舞台ごとに新たな魅力を開花させていました。
宝塚の舞台で輝き続けた和希さんですが、2024年2月11日、多くのファンに見守られながら宝塚歌劇団を退団。その華麗なる宝塚人生に幕を下ろしました。
舞台女優の道・和希そらの挑戦

宝塚退団後、和希そらさんは舞台女優として新たな道を歩み始めます。その才能は宝塚で培われたものだけではありません。女優として、さらに表現の幅を広げようとする意欲に満ち溢れています。
退団後、早くもその活躍は目覚ましいものがあります。
まず、記憶に新しいのはミュージカル 「SIX」日本キャスト版 でのキャサリン・パー役ではないでしょうか?
英国史上の王妃たちを描いたこの作品で、和希そらさんは力強くも哀愁を帯びた歌声を披露し、観客を魅了しました。宝塚の男役とは異なる、女性としての力強さと繊細さを表現し、新たな一面を見せてくれました。
続いて、話題となったのがミュージカル 「梨泰院クラス」 でのチョ・イソ役です。
韓国の人気ドラマを原作としたこの作品で、和希そらさんは主人公を支える聡明で芯の強い女性を見事に演じきりました。その演技は、宝塚時代から培ってきた表現力に加え、より人間味あふれる深みを増していました。
そして、今後控えているのが、大人気コミックが原作のミュージカル 「SPY×FAMILY」 でのヨル・フォージャー役です。凄腕の殺し屋でありながら、心優しい一面も持つヨルという難しい役どころに、和希そらさんがどのように挑むのか、今から期待が高まります。
まとめ

いかがでしたか?宝塚在籍中から退団後の出演作品などを紹介してきました。
宝塚という輝かしいキャリアを土台に、舞台女優として新たなステージへと進んだ和希そらさん。その歌声、演技力、そして舞台にかける情熱は、これからも多くの人々を魅了することでしょう。
宝塚時代から応援してきたファンはもちろん、新たな舞台で和希そらさんの魅力に気づいた人々も、今後の活躍から目が離せません。
舞台女優として、さらに進化し続ける和希そらさんの未来に、大きな期待を寄せたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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